プチ更年期の症状に困っていませんか?

プチ更年期という言葉を初めて聞く方も多いのではないでしょうか?

実は近年、このプチ更年期症状に悩まされている若い女性が増加しているのです。プチという言葉はついていますが、放っておくとうつ病などの重篤な疾患を引き起こしてしまうケースもあります。

今回は最近体の変調が気になるという方に、プチ更年期について知っておいてほしい知識をお伝えいたします。


1. 更年期とは原因が異なる

通常の更年期とは、40代から50代にかけて女性ホルモンが急激に減少する事により引き起こされます。つまり、閉経という正常な生理現象が原因となっているのです。

これに対して、20代や30代の女性がかかるプチ更年期は正常な生理現象によって起こされるものではありません。だって、女性として一番成熟している時期にホルモン減少が起こるなんておかしいですよね。本来なら、最もホルモンが分泌される時期です。

プチ更年期の原因はストレスです。過剰なストレスにさらされる事で、自律神経のバランスが崩れ、自律神経によって調節されているホルモンバランスが崩壊してしまうのです。

自律神経の失調により、更年期様の症状が引き起こされているので、そのまま放っておいてしまうと自律神経失調症から様々な疾患が引き起こされてしまうのです。


2. 基礎体温と症状を記録しておく

いくら自律神経の失調でホルモンバランスが崩れていても、女性の体は生理周期に沿ってホルモン量に波が出て、1ヶ月の中で変調が増減していきます。ずっと体のだるさに悩まされていても、1ヶ月周期できちんと記録してみていくと、体のだるさが強くなる時期とマシになる時期が存在するのです。

プチ更年期を乗り切るためには、まずは自分の体がどういう時にどうなるかという事を知らなければなりません。そのためにも、毎日基礎体温とその日の症状とその強さを記録していくようにしましょう。

基礎体温をつけていると、自分の体のバランスが本当に崩れているかもチェックできます。排卵日や生理日を割り出す事も出来るので、朝基礎体温を計る習慣はつけておくと良いですよ。

特に、排卵日や生理前はホルモン量の変化が大きくなるので、症状も悪化します。自分の体調が悪くなる時期を把握していれば、対処法も考えられますし、心の準備も出来ますよね。


3. プチ更年期への対策

プチ更年期を改善するためには、3つの対策が必要です。生活習慣の見直し・ストレスの発散・婦人科の定期受診の3つです。自律神経の乱れは生活習慣と密接な関係にあります。

寝不足や夜更かしは交感神経ばかり刺激して、体を休ませる副交感神経が働かなくなってしまいます。夜更かしはせず、眠れなければ運動などをして眠れる環境作りをしましょう。また食生活も大切です。偏った食事はホルモンの分泌に支障を引き起こします。

3食きちんと主菜・副菜・主食を摂るようにしましょう。後はストレスを発散する自分なりの方法を見つける事です。自分にとって「癒し」だと感じる瞬間を作っていきましょう。
そして、何より大切なのが婦人科の定期検診です。

若い女性はあまり婦人科を受診しようとしませんが、プチ更年期の症状をこじらせると不妊になったり、実は婦人科系の疾患が隠れている場合もあります。定期的に受診する事で、将来の自分の不安やリスクを低減できるんですよ。


最後に、「プチ更年期」というネーミングに反して、この症状は女性にとって大きな影響を与えます。辛い症状はホルモン治療や漢方などでだいぶ楽になれます。我慢していないで、体の変調を感じた時は婦人科を受診するようにしてくださいね。

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