手のひらが痒い5つの原因!病気のシグナルかも?

手のひらが無性に痒い!痒くて仕方ない!とお悩みではありませんか?
物を持ったり触ったりする機会が多い手のひらは、体の部位の中でも特に刺激物にさらされやすいと言えます。

手のひらに痒みが生じるとついつい「手の荒れ」だと安易に考えてしまいますが、手荒れ以外にも手のひらの痒みを引き起こす病気はいくつか存在します。

今回は、手のひらが痒い原因について分かりやすく解説いたします。


1. 手のひらが痒い、手湿疹

主婦湿疹とも言われる皮膚疾患が手湿疹です。
水仕事で洗剤やお湯に長時間手のひらがさらされる事で、
手のバリア機能が低下し、非常に強い痒みが生じます。
放置すると、手の甲にまで炎症が広がり、
ただれやひび割れなど痛みを伴う症状を示すようになります。

2. 手の平が痒い、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

掌蹠膿疱症とは、急に小さな水疱が痒みとともに出現する病気です。
水疱は時間とともに膿を持つようになり、最終的には水疱ごと皮膚が剥がれ落ちます。

喫煙している中高年の男性に多く見られ、再発を繰り返す傾向にあります。金属アレルギーや虫歯、扁桃腺などが原因と考えられていますが、詳しいことは今だ解明されていません。

治療は、時間を要するので根気のよさが必要になります。


3. 手の平が痒い、汗疱(かんぽう)

汗疱は、汗が影響して発生する皮膚疾患です。汗をかきやすい手のひらや指の側面などに出来やすく、強い痒みとともに小さな水疱が発生します。見た目が水虫と似ているため勘違いされやすいですが、感染症ではありません。ビオチンの不足も汗疱の一つの原因だと言われています。


4. 手の平が痒い、肝臓の疾患

肝臓に疾患がある場合も、手のひらが痒くなるケースがあります。
胆汁酸が痒みに何らかの影響を与えていると考えられていますが、詳しいメカニズムはまだ分かっていません。

肝炎や肝硬変などで手のひらが痒い時は、黄疸や疲れやすいといった症状も出るので、これらの症状を見つけた時はすぐに病院に行きましょう。


5. 手の平が痒い、腎臓の疾患

腎臓の疾患でも、手のひらが痒くなる時があります。
腎臓は体内の浄化漕の役割を果たしています。

全身を巡って汚くなった血液を腎臓できれいな状態に再生したり、毒素を尿として排出する役割を担っています。

そのため、腎臓に疾患が生じると、体内に毒素が溜まり、皮膚も乾燥しやすくなります。

強いかゆみを感じたり、むくみがひどい場合は、腎機能の低下を疑いましょう。


最後に、手のひらが痒い症状は、肝臓や腎臓といった生命維持に重要な役割を果たす臓器の危険信号でもあります。

たかが痒みと安易に考えず、症状が長引く場合は、早めに病院を受診するようにしましょう。