インフルエンザ予防接種、腕痛い3つの原因

インフルエンザ予防接種後に腕痛い症状が出て不安になっていませんか?

インフルエンザは命にも関わってくる事なので、毎年予防接種をする方も
多いでしょう。
しかし、インフルエンザは予防できても予防接種の副作用に
悩まされている事がよくあります。
その最たるものが、腕痛いという症状です。

今回は、インフルエンザ予防接種後の腕の痛みから考えられる原因をお伝え
いたします。


1.インフルエンザ予防接種、正常反応

予防接種に使うワクチンは、感染能力のない無害なインフルエンザウイルスを
作成して作られています。
しかし、いくら無害なウイルスだと言っても、体から
すれば敵です。
体内に入ってきたワクチンに含まれる菌を殺そうとして免疫シス
テムが稼動します。この時、免疫システムによって作られるのが、抗体です。

この抗体が作られる事で、後々に害のあるウイルスに感染しても、防御する事が
出来るのです。
体の中で抗体が作られると、その抗体を使って体内に入ってきた
ワクチンを攻撃します。
その時に出る症状が腕の痛みや腫れ、体のだるさなのです。

通常は2~3日で症状は改善します。
腫れがそこまで酷くなく、
数日で症状が収まれば、予防接種をした時の正常反応だと安心して大丈夫です。


2.インフルエンザ予防接種、アレルギー反応

正常反応とは別に、注意が必要な反応が2つあります。

その内の1つがアレルギー反応です。稀にインフルエンザワクチンによってアレルギーが
引き起こされてしまうケースがあるのです。しかもその場合、命の危険も伴う
アナフィラキシーショックである場合がほとんどですので、注意が必要です。

腕の痛みとともに、腫れが肘や肩にまで及び、呼吸困難やじんましん、意識の混濁を
伴った場合は、すぐに救急車を呼ぶか病院に行きましょう。

特に卵アレルギーを持っている方はインフルエンザ予防接種の際は注意してください。
ワクチンを作る際に、鶏の卵が使われるため、アレルギーを引き起こしやすいのです。


3.インフルエンザ予防接種、ギランバレー症候群

もう一つインフルエンザ予防接種を受ける時に頭に入れておきたいのが、
ギランバレー症候群の誘発です。ギランバレー症候群とは、自分の免疫システムが
自分の抹消神経を攻撃する病気で、手足に力が入らなくなり、痺れや呼吸困難を引き起こします。

インフルエンザワクチンが免疫システムを過剰に刺激してしまう事が原因だと考えられています。予防接種後、1~3週間後に腕の痛みとともに、手足の痺れなどを感じた時は神経内科を早急に受診しましょう。アナフィラキシーショックとは違い、命に危険が及ぶ事はあまりありませんが、回復には1ヶ月程度を要してしまいます。

インフルエンザ予防接種でギランバレー症候群が誘発
される事はほとんどありませんが、発症例もあるので、頭の片隅にいれておけば良いでしょう。


いかがでしたでしょうか?
腕痛い症状一つとっても、正常反応から重篤な反応まで様々です。

インフルエンザ予防接種を受けた時は、体調の変化に注意して、腕の痛みや腫れ具合、
その他の症状を伴うかどうかを見てください。
呼吸困難まで伴う場合は、早急に病院に行きましょう。